2005年2月16日

ミュンヘンはまたも積雪30センチのドカ雪です。公園では、スキーをしている人がいました。オーストリアでは雪崩の危険で警察が山道を閉鎖したため、山から帰れなくなったスキー客もいます。

日曜日から昨日までインタビュー取材のために滞在したベルリンでも、連日の吹雪で、雪かきがされておらず、滑り止めの小石がミュンヘンのようにきちんとまかれていないので、歩くのに往生しました。実質36時間の滞在で、連邦環境省、連邦経済省、企業団体、CDUの議員をインタビューしました。米国の影響か、最近の役人には、引用する場合にはその部分をドイツ語にして見せろという事前検閲をする者が多く、日本語で原稿を出すまでに手間がかかります。日本語でしか原稿にならないというのに・・・・・

それにしても驚いたのは、連邦議会議事堂前に作られたパウル・レーベ議員会館。ガラスを多用した、現代のドイツらしい巨大な建築で、6階分の空間が吹き抜けになっています。エレベーターはすべてガラスの箱になっており、シュプレー川に面した壁も巨大なガラスなので、川をへだてた所にある、これまた巨大な議会図書館を望むことができます。(ただし議員と秘書の執務室は、かなり狭くてウサギ小屋のようでした)なるほど、我々の税金はこういう所に使われているのだな・・・・・と納得しました。